乾燥肌・脂性肌を整える!20代後半の肌質改善スキンケア


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20代後半に差し掛かると、肌の変化に戸惑う女性が増えてきます。
「今まで乾燥肌だったのに、急にテカりが気になる」「脂性肌かと思ってたら、実はインナードライだった」など、肌質の複雑さに悩む人も少なくありません。
肌の悩みを放置すると、ニキビ・毛穴トラブル・くすみといったさらなる問題を引き起こす可能性があります。
今回は、乾燥肌と脂性肌、それぞれの特徴を踏まえたスキンケアの基本と、20代後半にぴったりの肌質改善習慣をお届けします。

自分の肌質を知ることがすべてのスタート

まず大切なのは、自分の肌質を正確に知ることです。
一般的に肌質は以下の4タイプに分かれます。
乾燥肌は皮脂分泌が少なく、カサつきやつっぱりを感じやすい肌。
脂性肌は皮脂分泌が活発で、テカリやベタつきが気になる肌。
混合肌はTゾーンが脂っぽく、頬や口周りは乾燥するタイプ。
インナードライ肌は表面がテカっているのに、内側は水分不足という状態。
20代後半になると、ホルモンバランスの変化や生活習慣の乱れによって、これまでと違う肌質に傾くこともあります。
まずは、洗顔後30分ほど何もつけずに肌の状態を観察し、自分の肌質を把握するところから始めましょう。

乾燥肌さんにおすすめのスキンケア習慣

乾燥肌の人は、水分と油分をしっかり補うことがスキンケアの基本です。
洗顔は、肌に必要な皮脂まで取りすぎないよう、低刺激で保湿力の高い洗顔料を使いましょう。
洗顔後は、すぐに化粧水で水分を補給します。
セラミドやヒアルロン酸配合の保湿化粧水がおすすめです。
そのあとは乳液やクリームでしっかりフタをして、水分の蒸発を防ぎましょう。
さらに、週に1〜2回の保湿パックを取り入れることで、角質層までしっかり潤いを与えることができます。
エアコンや紫外線も乾燥の原因になるので、日中の保湿ミストや日焼け止めも忘れずに。

脂性肌・インナードライ肌は“落とすケア”がカギ

脂性肌やインナードライ肌の人は、余分な皮脂を適切に落としながら、必要な水分は補うというバランスが大切です。
洗顔は朝晩しっかり行い、酵素洗顔やクレイ洗顔などで毛穴詰まりを防ぎましょう。
ただし、ゴシゴシこするのはNGです。
泡で包むように洗い、やさしくすすぎましょう。
洗顔後は、アルコールフリーの化粧水で肌を整え、ビタミンC誘導体入りの美容液などで皮脂バランスをコントロールすると◎。
インナードライが気になる人は、見た目のテカリに騙されず、乳液やクリームによる保湿をしっかり行いましょう。
「脂性肌=保湿不要」ではありません。
水分が足りないと、逆に皮脂が過剰に分泌されてしまうことがあります。

生活習慣の見直しも肌質改善の近道に

スキンケアと同じくらい大切なのが、毎日の生活習慣です。
肌質は、食事・睡眠・ストレスなどによって大きく左右されます。
食事面では、ビタミンA・C・Eや亜鉛、オメガ3系脂肪酸を積極的に摂りましょう。
加工食品やスナック菓子の摂りすぎは、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因になります。
睡眠は「肌のゴールデンタイム」といわれる22時〜2時の間に、できるだけ眠るのが理想です。
この時間に寝ていると、成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが活性化されます。
また、ストレスはホルモンバランスの乱れを招き、肌トラブルを悪化させる要因となります。
自分なりのリラックス法を見つけて、毎日こまめにリセットしていきましょう。
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自分の肌と向き合いながら、少しずつ改善を

肌質改善は、一朝一夕では叶いません。
大切なのは、「なんとなく」でスキンケアを選ばず、自分の肌に合ったものを見極めて使い続けることです。
SNSや口コミだけに頼らず、成分や使用感、季節による肌の変化を観察しながら、自分なりのベストスキンケアを見つけましょう。
また、20代後半は“肌の曲がり角”とも言われ、未来の肌を左右する大事なタイミングです。
今のうちから肌にしっかり向き合っておくことで、30代以降も自信の持てる素肌でいられます。
肌は正直です。
毎日の丁寧なケアと、ちょっとした意識の積み重ねが、肌質改善の第一歩となるでしょう。

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