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40代に差しかかると、20代や30代の頃には気づかなかった肌や体の変化が一気に現れ始めます。
「なんだか最近、化粧ノリが悪い」「昔より疲れが顔に出る気がする」など、年齢サインを感じ始めるのはこの世代の特徴です。
しかし、実はその変化の裏には“無意識に続けてしまっている美容習慣”が潜んでいることも少なくありません。
この記事では、40代女性が陥りやすいNGな美容習慣と、今すぐ取り入れられる改善策をわかりやすく紹介します。
美しさを取り戻すヒントは、意外と身近にあるのです。
忙しい朝にありがち!「化粧水だけスキンケア」はNG
朝はバタバタと時間に追われ、化粧水だけで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、化粧水だけのスキンケアでは、水分はすぐに蒸発してしまい、肌は逆に乾燥してしまいます。
乾燥はシワやたるみの原因にもなり、40代の肌には特に大敵です。
肌がカサついていると、ファンデーションのノリも悪くなり、日中の化粧崩れにもつながります。
改善策としては、化粧水のあとに必ず乳液かクリームで“ふた”をすること。
とくにヒアルロン酸やセラミド配合のアイテムを取り入れることで、保湿力がグッと高まります。
忙しい朝でも、たった1分の追加ケアで、肌の質感が大きく変わってきます。
ゴシゴシ洗顔は肌のバリア機能を壊す
しっかりメイクを落としたいからといって、つい洗顔のときにゴシゴシこすってしまう方も多いのでは?
これは肌にとって大きなダメージになります。
40代の肌は、皮膚が薄くなり、バリア機能も弱まりがちです。
摩擦によって肌表面の角質が剥がれすぎてしまうと、乾燥・赤み・くすみの原因となります。
改善策は「泡でなでるように洗う」ことです。
たっぷりの泡を作り、顔の上を泡で転がすように優しく洗うだけで、汚れは十分落ちます。
洗顔後もすぐに保湿することで、バリア機能を守りながら清潔な肌を保てます。
夜ふかし&睡眠不足は肌老化を早める
「ついつい夜までスマホ」「家事のあとにゆっくりしてたら深夜」
こんな生活が続くと、肌のターンオーバーが乱れ、ハリや弾力を失う原因に。
40代の肌はすでに代謝が落ちてきており、回復に時間がかかる状態です。
成長ホルモンが最も活発に分泌されるのは、深夜22時〜2時の間。
この時間帯にしっかり睡眠を取ることで、肌の修復がスムーズに行われます。
対策としては、スマホを見る時間を寝る30分前には終える、寝室の照明を暗めにするなど、入眠の準備を整えること。
睡眠の質を高めるだけで、翌朝の肌の違いを実感できるでしょう。
紫外線対策を「夏だけ」にしていませんか?
40代の肌悩みに多いのが「シミ」と「くすみ」。
その大きな原因となるのが紫外線ですが、まだまだ「夏だけ対策すればOK」と思っている人が多いのが現実です。
実際は、紫外線は一年中降り注いでおり、曇りの日や冬でも肌にダメージを与えています。
さらに、うっかり日焼けは、肌のDNAにも傷をつけ、老化を促進するリスクが。
改善策としては、年間を通じてSPF30前後のUVカットアイテムを使い続けることが大切です。
メイクの上から使えるUVスプレーや、帽子・サングラスなどの物理的対策も合わせて行うのがおすすめです。
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自己流のスキンケアが逆効果になることも
長年の習慣や“なんとなく良さそう”という理由で、自己流のスキンケアを続けていませんか?
実は、それが肌トラブルを悪化させている場合もあります。
たとえば、ピーリングを毎日続けて角質を落としすぎていたり、保湿アイテムをたっぷり塗っているのにベタつきが気になって洗顔回数が増えていたり。
こうした“やりすぎ”ケアは肌に負担をかけ、バランスを崩してしまいます。
40代からは「肌の声を聞く」ことが何よりも大切です。
違和感を感じたら一度スキンケアをシンプルにし、様子を見ることも改善への第一歩になります。
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